ミリしらでBTSドキュメンタリー映画を観た話

 

みなさんBTSを知っていますか。
 
私は名前しか知らなかった。
いま、世界中でとてつもなく人気のK-POP男性7人グループ。私がいまのところ知ってる曲は先日のMUSIC DAYで見た新曲のdynamiteだけ。印象としては、全員そろって脚が長い&ダンスも歌もうまい、色白でお顔が綺麗。ちなみにメンバーの顔と名前はいまだに一致していない。
 
 
なぜそんなミリしらの私が、BTSドキュメンタリー映画を観に行くことにしたのか。

実は去年からジャニーズJr.のアイドルTravisJapan(トラビスジャパン)にどっぷりとハマっている私。アイドルにのめり込むのは人生初。彼らTravisJapanはデビューはもちろんのこと、世界での活躍を目指していて、私はファンとしてその夢を応援している真っ最中。だから、気になったのだ。「“世界で活躍する”とはどんなもんだろうか?」と。奇遇にもBTSとTravisJapanの2グループは構成メンバーの年齢も近く、7人という数も同じ。ただそれだけ認識していた共通点から、なんとなくBTSを調べはじめていたここ数日だった。たまたま仕事の空き時間があり、ふと寄った映画館でやっていた『BREAK THE SILENCE:THE MOVIE』が目に入り、ほんの興味から飛び入り鑑賞してきたのだった。




【映画 BREAK THE SILENCE:THE MOVIE】
 

音楽ドキュメンタリー映画BREAK THE SILENCE: THE MOVIE」

BTSワールドスタジアムツアー‘LOVE YOURSELF: SPEAK YOURSELF’に密着した音楽ドキュメンタリー。韓国アーティストとして初のロンドン・ウェンブリースタジアムでの単独公演を始め、ロサンゼルス、シカゴ、ニューヨーク、サンパウロ、パリ、大阪、静岡、リヤドでの開催を経てソウルまでの全10都市を巡る大遠征の合間、ステージ上では華麗なアーティストとしてファン達と出会ったBTSのメンバー達が、公演を終えた舞台裏で、今まで一度も語ることのなかった秘めた想いを語る姿も描かれる。(youtube概要欄より引用)

 


2019年に行われた世界ツアーを飛び回る様子。アメリカ、ブラジル、イギリス、フランス、日本、サウジアラビア、韓国……なんと計206万人動員だとか。ほとんどスタジアム級の会場。国から国へ、会場から会場へ移動する道中が映し出される。
 

すごい。
何がすごいって、人の群衆。どこの国でもすごい数の人が集まっている。それも徹夜してめちゃくちゃ並んでる。なんだこれは?ビートルズか?そんなことを思ってたら「ビートルズやクイーンもライブをしたイギリスのウェンブリースタジアム」が出てきた。マジか。本当に伝説と同じくらい人気なのかよ。圧倒。ただただ圧倒される。世界で人気になるってこういうことなのか…。私の応援するTravisJapanはこの群衆の視線に耐えられるのだろうか、などという心配を今からしてしまう。


そんな群衆が迎える中、BTS 7人の青年は有名人特有の強気オーラを出すこともなく、ただ「音楽を楽しんでほしいな」と、なんだかごく普通の大学生のような青年の姿を見せる。もっと怖いのかと想像していたので、少し拍子抜けした。怖いっていうのは悪い意味じゃなくて、世界中を巻き込むほどのエネルギーがあるからにはさぞやギラギラした熱や強さを見せつけてくる人たちなのだろうと思っていたのだ。でも、その予想は良い意味で裏切られる。
 


ステージに上がった瞬間、彼らのオーラが急に別の生き物ようになる。凄まじく美しい、芸術の塊のような、光を放つ存在。惹きこまれる。響く声が、美しい。音に呑まれる。ライトが当たっていなくても、メンバーの立つそこだけ白く光っているように見える。輝いている。目が離せなくなる。
同時に、彼らは自ら強く客席にアピールしない。むしろ、会場の熱を一心に受け、吸収し、解放するように、純粋な存在としてそこに立つ。まるで会場の世界中の人々の熱や喜びを一緒に表現するための「媒介、依代」のようにすら見える。不思議だ。光を放つと同時に、無数の光がそこに集まってきているような錯覚を起こす。
 
これまで、人気アイドルのライブとは、その姿を見たい、近づきたい、という欲から人が集まっているのだと思っていた。彼らBTSのワールドツアーは、私のその予想と違う様子だった。光と音の洪水の中に呑まれる空間。ステージが見えるとか見えないとか関係がない。自分もあの空間の中の光の粒の一つとなる、そのために参加しているのではと感じた。

そう、客席の光の粒。

お客さんが一人一人持っているペンライト、携帯のフラッシュ。それらが光の粒として、集まって、光の波になって、巨大な海を作る光景に圧倒される。

BTSのメンバーは「大きな愛をもらっている」と表現していた。それだ。人気の理由がなんだか分かった気がする。それは、このグループの音楽やライブを通して、私たちはお互いに「大きな愛」を共有し、交換し、感じているんだ。光の波と、音の波を感じながら直観的にそう思った。あの5万人以上入るスタジアムが、ライブという場を通して一つの生き物のようになっていた。それぐらい大きなエネルギーをこれでもかと画面から感じる。
 (ぜひこちらを見て感じてほしい↓)

youtu.be


だからなのか、
BTSのメンバーはインタビューの中でも「自分がここにいる意味」など、内面についてよく語っていた。それはどこか哲学的でもあって。
 
自分達が活動すること、世界中で人気なことに一喜一憂するのではなく、ただそうした現象を受け入れ、「自分にできることをする」という姿勢で向き合っている。

「数字は意識していない、というか優先しているものではない。」

「音楽を通してメッセージが伝われば嬉しい」
 
「みんながポジティブになってほしい(から、ポジティブな面を見せ続けたい)」

こんな台詞たちが印象的だった。
 
 もう私たちが想像もつかない高いところまで到達している。だから、彼らは今「一番になりたい」とか「もっと売れたい」というような欲はない。「この歌を聞いて」「このダンスを見て」という執着も感じない。ただ、大勢の人が求める期待に応えたい、そういう純粋な想いを(私個人は勝手に)感じたのだった。
 

あと、このツアーのタイトル、『LOVE YOURSELF: SPEAK YOURSELF』というんですね。とっっっても良い言葉だと思った。メッセージがそのまま伝わってくる。好きだ。メンバーの口からも「自分を愛する」とか「完璧じゃない自分を受け入れる」とかそうした言葉が出ていて、そこがとても良いな〜と感じていた。
もうこのコンセプトだけでこのツアーがどんなに素晴らしいハッピーな空間か伝わってくる。あれだけの数の人が何日も徹夜して並んでスタジアムをいっぱいに埋めるほど、熱狂的に支持されている理由がわかる気がする。きっとみんな、BTSの音楽を通して、自分の中の魂を解放できる空間なんだ。


結論:

私は視野がとても狭かった。
 
アイドルを応援する身でありながら、ぜんぜん世界を見ていなかった。
数字を出すには、評価されるには、レベルをあげるには。そんな、競争を意識した視点では、大勢を巻き込むことはできない。視点が違う。

世界中が熱狂するということ。
「音楽」を通して感動すること。
「愛」を表現し「愛」を送り合うこと。

一つになること

大事なのはこれだな、と。腑に落ちた。


自分も光の粒の一つとなって、あの波のうねりの一部になる感覚を思い出す。なぜ、人はライブに熱狂するのか。それは、「一つになれるから」。私個人はそう思っている。
 
あの音に身を任せる心地よさ。
一緒に歓声をあげる興奮。
自分が自分じゃなくなるような、波の中の一滴に溶け込むような感覚。まるで宗教的だな、と何度も思ったことがある。

きっと、私たちは、もっと単純で純粋な存在なんだ。このBTSのワールドツアーのドキュメンタリー映画は、それを思い出させてくれた。観て良かった。もっともっと、視野を広げないとな。そして、世界がポジティブな思いでいっぱいになりますように。2019年のようなライブは今はできないけれど、音楽を通して思いを一つにすることは世界中でできるんだ。そう改めて思いました。この感じたことを書き残しておきたくて。Twitter140字足りなくてここに書きました。



余談:

[BTSライブすごいなと思った演出]

・客席の巨大なウェーブ

・花火花火花火の連続

・ドローンによる空中の光のパフォーマンス(←地球の形を作る)

・シャボン玉みたいな中に入って出てくる演出

・点滅するペンライト


世界は広い。


 
 
 

想いを表現していこう

クリスマスが近いですね。

わたし、友人へのプレゼント選ぶのが大好きで、毎日プレゼントのこと考えたいからサンタクロースになりたいなって本気で思ってたことがある。

ちなみに本人が欲しがっているものをあげるウィッシュリスト系ではなくてね。相手の個性とかその人の潜在的な一面とかを考えたり分析するのが好きで、そうした誠に勝手な私の視点から選ぶ時間が好きなのです。私があげたいものを贈るだけなので、貰った当人が喜ぶかどうかは別である。きっと今これを聴いたら何か響くものがあるんじゃないかと勝手に曲をセレクトしたCDとか送ったりとかね。これ信頼関係がないと失敗するやつだね。(サンタクロースへの道は遠いぞ。)


あの、小中学生の頃によくやった、皆でぐるぐる回すプレゼント交換も大好きでさ〜~!どんなものが当たるかは二の次。それよりも皆がそれぞれどんなプレゼントを選んできたかを知るのが好き。あとで答え合わせした時に「この人はこういう考え方/センスなんだな〜新たな一面発見〜!」って具合におもしろかった。おもしろいよね?だって、自分が欲しいものじゃなくて、誰か(不特定)にあげるモノを選んできているんだよ。どうしてそれを選んだのかとか、それぞれに選んだ理由や背景が違って興味深い。


そうそう。

で、プレゼントって「物」が主体じゃないと思うんです。そこに込められた「想い」が本来の主体だなって。

誰かが誰かに「贈りたい」という気持ち、「感謝」の気持ち、「これからも応援しているよ」「ずっと見てるよ」「あなたが好きだよ」の気持ち。親から子へも、恋人同士も、友人同士も、仕事関係の人へでも、好きな芸能人へでもみ〜〜んな、想いが込められていて、そこが素敵だなぁって思うんだよね。

「想い」って、自分の頭の中にある、いわゆる思考の段階では見えないんだよね。届かないとは言わないけど、届いてるかっていうと、まぁあんまり届いてないんじゃないですかね。残念ながら誰もがテレパシー使える世の中ではないので…。だから、思考は言葉にしたり、行動にしたり、モノを通じて表現したりすることで、ようやく目に見えたり知覚できる。相手に届く一歩が踏み出せる。プレゼントの起源は想いだなって話し。

 


***

 

【手紙を出す話】


わたし、去年からファンレターをだすようになったんですよ。あまりにも素晴らしい少女漫画と出会いまして、もう、想いが溢れすぎて「この感動と感謝を伝えねば!!」って。手紙をね、編集部宛に出しました。たぶん対象年齢高校生とかの少女漫画なんですけど、アラサーのワタクシ、勇気を出して送りました。返事とか反応とか特になんにも期待してなくて、ただただ想いを書いて送ったことで満たされた。すごい。満足感がすごいの。

これまでもアマゾンレビューとか?映画の感想とか、個人的なツイートだったりではつぶやいたりコメントしたりしてきたわけだけども。ファンレターって、ちがうんだよね。まず、手書きだし。相手に直に読んでもらえる(であろう)ものだし。緊張感となぞの重みが、既に存在している。

でもね、読む相手のことを考えながら言葉を選ぶのって、とても幸せな時間だった。「あぁ、私はこういうところが好きなんだな」って自分の「好き」を見つめ直すこともできた。レビューコメントはなんだかんだ結構独りよがりだし、評価なんて、お前何様だよ目線になりがちなところあるじゃん…。でも、お便りってちゃんと人から人に届ける物の形をしていて、それが例えハガキ一枚であろうとメール一つであろうと、文章を考える時間はプレゼントを選ぶ時間と同じくらい楽しい時間だなぁって思ったんだ。


「思考を言葉にする」+「行動に移す」ことは、自分への影響もこんなに大きいのか!って発見だった。一種の開放感があった。たぶん、これまでは思考を自分の頭の中に留めておくことが「周りに迷惑をかけない平和な選択」だって思い込んでいたんだよね。「好きです」って告白しない方が相手のため、みたいな奥手思考×100の人間だったから。

だからまぁ、この体験で満足した私は、今年も手紙を書いたり企業にもメールを送ったり心がけるようになりました。「声をあげることが大事」って、これまでなんかデモとかクレームとかそういう暗いイメージがあったんだけど、ポジティブな一面もあったんだね。知らなかったよ。感動とか感謝とか喜びとかそういうHappyなメッセージなら何百通でも出すよー!だってこっちも楽しいから!

 

ちなみに、今年うたプリ劇場版の反響を知ってるプリンセス達には周知の事実だけども、イオンシネマさんをはじめ、映画館に要望だけじゃなくて「ご意見カード」に感謝の気持ちやコメントを寄せたパワー、すごかったよね。

上映は24日まで!
「劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム」

8番スクリーン奥に設置しているコメントブースですが
めちゃくちゃに集まっております!
ありがとうございます!
文字数的に収まらないので画像をご覧下さい!
ご来館の際には是非ご覧下さい! pic.twitter.com/A9tmiN2iM6

イオンシネマ幕張新都心㌠ (@ac_makuhari) 2019年10月22日

 

イオンシネマ港北ニュータウンさんのうたプリのご意見カード、相変わらずすごいことになってた pic.twitter.com/19ULwExqQw

— ひかり (@ppoo71) 2019年12月5日

 

すっごくない??

物理(紙)の力~~!笑

問い合わせしたり要望送ればなんでも希望が通るってわけじゃないけれど、でも、この愛あるコメントカードたちは企業さんの中の人を動かしたきっかけになったよね。伝えようと動けば、伝わるんだね…。


なんでこれまで感想や好意の表現を「迷惑かも」と思い込んでたんだろう。

みんな、誰かに「好きです」って言われたら嬉しいものじゃんね?

どんどん表現しよう。

 

***

手紙やプレゼント、これらはもらって当たり前のものじゃないからこそ、価値があるのかなって思う。「記念日だからプレゼントを」という図式が常識になってるけど、それじゃ「記念日」という義務のものにならないか?ってたまにモヤる。誕生日だから、クリスマスだから、とか。お歳暮とかお中元とか。

なんか、原点に立ち返って、「相手のことを想ってる気持ちを表したいから、贈る」行為ということを思い出したいなって思いました。モノが主体じゃない。そこに込められた想いや背景を感じ取りたい。

あとね、これまでは「もらう方が得をするじゃん」ってどこかで思ってたんだよね。でも、去年から意識が180度変わった。これは、贈る方がすでに満ち足りている。むしろこの気持ちが溢れ出て持て余しているから何かしらの形にしないと気が済まない、というレベル。何か贈らせてくれ……それだけの恩がある……。お花でも贈らせて欲しい製作者の方々…。

クリスマス前の今の時期、たしかに「小売商戦」な一面もあるけど、純粋に誰かを思って選ぶ気持ちを公に楽しめるチャンスでもあるなって。誰かが誰かを想う、そうした無償の愛があちこちにあって、そうした気持ちで世の中が優しい空気に包まれたらいいなと思う。


***

 

【想いを届けなくちゃの話】


あとね、今年の7月に初めてはてなブログ作って記事を載せたんだけど、思いのほかたくさんの人が読んでくれて(Twitter拡散してくれて)、その何が嬉しかったかって、RTやいいね数よりもRTした先で反応のコメントがあったことなんだよね。(全部スクショしてある。)

これまで基本鍵垢の読み専で生きてきたから、自分の書いたものが拡散されたり反響があったのは初めてで。まぁそれは置いておいて。ここで初めて気づかされたのが、『数ではコメント(反応)まで伝わらない』んだということ。


いいねやRT通知は確かにいくけど、リプやコメ付き引用RTがない限り、ツイ主へ感想や好意的な反応は届かないんだ。

 

ざっくりだけど、いいね数1000件・RT数500件、RT先で反応コメント見れたのがその10分の1(50件〜)くらいで、直接リプライ貰ったのが5件くらいだったんだけど、(もちろん無言で読んでくれた数はその倍なので本当に感謝)

1000分の5という比率を知ったんですよね。その時、火がつきました。

「これは…!

好きな人や好きな作品があったら直に声を届けていこう!!」って。

 

感動した気持ちを、手紙で、メールで、リプライで届けるしかねぇ〜〜~!って。

 

伝わって欲しいし、伝えたいって思った。だっていいね数が増えるだけじゃわからない、好意的な反応ってもらえたら嬉しいもん。(※念のため、私自身は反応が欲しくて発信しているわけじゃないのでお気遣い不要です)

そうだったのか…これまで無心でいいねボタン押してたけど、それは独りよがりな行為だったのだ…。

 

思考は言葉にしないと伝わらないんだな。

当たり前すぎる事実。

 

でも反応を相手に見えるように表現するのって、とても苦手なんだな。食レポとかも苦手で。食べた瞬間に「美味しい!」って表情や声で反応できる人、心の底から尊敬しています。いや~、なんでできないんだろう。美味しいんだよ。でも、なんかいい表現したい…とか考えたら何も言えなくなっちゃうタイプ。

でもこれも同じで、食事を用意する側からしたら「おいしい!」って満面の笑顔とか驚きの表情で表現されるだけで、もう、嬉しいよね。素直が一番なんだな。

思考を言葉に、言葉を行動に、行動を習慣に、習慣を人格に、そして人格を運命に変えていこうと思いました。思っているだけじゃ、念じているだけじゃ、人は動かない。いつでも素直に謙虚に正直に。良いと思ったものを良いと表現する。楽しいことだけ追いかける。自分の「好き」を見つめる。そうして過ごしてたらこの半年はあっという間で、とっても楽しかったな。

 

 

 

〇結論:

みんな、手紙、書こう。楽しいよ。

ほら、そろそろ年賀状の季節だし!

 

あと、感想とかレポとか、ブログに残しておくとあとで知りたい人が見つけやすいのでおすすめだったりするよ。

www.jigowatt121.com





2019年を振り返ろうと思ったら、このブログを開設した7月が一つの転機でありまして、これも一つ、「思っていることを文字に起こして公開すること」の力を感じた次第でした。誰にどう届いているかはわからないけれど、読んでくれた人、どうもありがとう。星座の話から始まったのでブログタイトルがあれですが、特に深い意味はありません。これからも思い立った時に個人的な長文をつらつらと残していこうと思います。

巡る季節と真綾ちゃんの曲

 

みなさんこんにちは。

今日は私の大好きな坂本真綾さんの曲の紹介です。

 

 

坂本真綾さん(以下、真綾ちゃん)と言えば、今月11月27日に『今日だけの音楽』というタイトルのアルバムが発売されます。「既発表曲を一切入れないフルアルバムは『少年アリス』以来、実に16年ぶりとなる」んですって!全人類、予約した? もうコンセプトやタイトルからして最高の予感しかしないよね。

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今日はですね、その新作もぜひ試聴して欲しいし宣伝したいのだけど、その前にまずは真綾ちゃんの曲をあまり聞いたことがない人がいるかもしれないな?ってことで、既発表曲の中から、この季節に聴きたい曲をプレゼンさせて下さい。

 

 

そもそものきっかけは、先日10月24日のTwitterトレンドに「坂本真綾」さんの名前が入ったこと。(12/4発売のKinkiKidsさんの新曲の作詞を担当されるそうです。すごい!)世間が注目してくれることに喜びつつ、同時に少~~し気になったのが、もしかして真綾ちゃんのことを知らない人がまだ世の中にいる…??ということでした。 わお、本当に?真綾ちゃんの魅力は語り尽くせないほどあるよ。今こそ知ってほしい!

大丈夫、全然遅くないよ。来年で25周年だしエピソードやお仕事については語ると長くなってしまうから(真綾ちゃん大好き芸人)ここでは割愛するけど、とりあえずは、曲を、聴いて、くれー!!

 

オタ目線だけど、真綾ちゃんの曲で有名なのはアニメ:エスカフローネの「指輪」、さくらちゃんの「プラチナ」、ラーゼフォンの「ヘミソフィア」、マクロスFの「トライアングラー」、FGOの「色彩」辺り、なのかな。みんな、たぶんどこかで聴いたことあるはず。

でも、真綾ちゃんの曲はアニソンだけじゃないんだ。アップテンポなメロディもクリアな歌声も最高だけど、しっとりしたバラードや、日常に溶け込む音楽、そして特に歌詞がじんわりしみわたるところが最高に良いの。絶対に、絶対に、人生のBGMになる音楽、それが坂本真綾願わくば、これまでの既発表曲、すべて聴いて欲しい。老若男女聴く人を選ばないから。

 

…と布教に熱が入るところだけど、さすがに全部は難しいので。 そこで「秋から冬に聴きたい」「季節を感じる」テーマで数曲、セレクトしてみました。(主に私が「歌詞」から季節を連想するものが中心。)

 

ぜひリスト作って聴いてみて。たぶん1曲からでもダウンロード販売してる、はず。でも、できたらアルバムを買うのがお勧めです。もう、これは本当に。アルバムという一つの世界観と作品が最高なので。通学中も通勤中も車でも家でもどこでもずっと聴いていたくなります。実際、私の生活においてこの時期(秋から冬)に必ず思い出すテーマソングになっている曲たち。聴いて下さい、それでは、どうぞ。

 

 

【秋冬に聴きたい坂本真綾の曲リスト】

 

1.『月と走りながら』

“夏の匂いを 忘れるような

秋の気配に 包まれる夜“

この曲は、月がきれいな夜の帰り道に、月を見上げながら必ず思い出す曲です。

“月と 走りながら~”という歌詞が、メロディと一緒に思わず口からこぼれます。

片想いの切なさがギュッと詰まったストーリー性のある歌詞なので、歌詞を見ながらぜひ聴いて下さい。静かなメロディで、夕方から夜に聴くのが本当にピッタリです。

 (アルバム「夕凪ループ」収録)

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2.『僕たちが恋をする理由』

“オリオン星(ぼし)を見つけたら 胸が優しくなるわけは

どこかの街で見上げてる 君の背中が浮かぶから“

この歌はね、オリオン座が見える時期に必ず頭に浮かびます。

(たぶん真綾ちゃんファン全員同じ現象起こる)

“風が冷たくなるわけは”という言葉が歌詞にもあり、秋から冬の時期を連想させますね。11月の今の時期にピッタリです。

 

お願いだから……全人類この曲を聴いてくれ……名曲なんだ……。

静かなピアノのメロディに合わせて弾き語るように紡いでくれる言葉をゆっくり味わっていると無意識に泣けてきます。人生に悲しいこととか辛いことがあった時にも寄り添って慰めてくれるような歌だよ。もちろん、恋の歌だから片思いしている人にもグッとくるはず。

 

この曲はベストアルバムの「everywhere」にも収録されているけど、ぜひ、ぜひ、「30minutes night flight」(サーティーミニッツナイトフライト)のアルバムを買って。この30minutes~のアルバムは、キャッチコピーが「眠れない夜を過ごしたことがある、すべての人へ。30分間の夜間飛行」(引用)というもので、全曲合わせて30分ちょうどで終わるミニアルバムなの。飛行機に乗っている時間のような、ショートトリップする感覚になれる。ちょっと現実逃避したい時とかにもオススメ。

(アルバム「30 minutes night flight」「everywhere(Disc2)」収録)

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3.『冬ですか』

“もう冬ですか 北風ですか

去年と同じ黒のコートで”

もう歌詞の出だしとタイトルが直球で最高だよね。この曲はイントロがクリスマスっぽいシャンシャンした音が入ってて、イルミネーションにきらめく冬の街を歩く時のテーマソング。12月って感じです!

 

秋から冬って、寒くなってくるのと同時に「人恋しさ」や「寂しさ」を感じやすい季節だと思う。もちろんイベントがたくさんあって世間は楽しそうなんだけど、街が楽しそうであればある程、自分の中の孤独やふとした時のやるせなさが浮かんだりして。この季節に思い出してしまう過去の思い出とか、切ないよね。この曲も、軽快な曲調と反対に歌詞はちょっと寂しくて、そのバランスが冬っぽいなぁと大好きな理由の一つです。冷たい風を感じると頭の中に必ず流れ出す歌詞とメロディ。

 (アルバム「夕凪ループ」収録)

 

 

4.『東京寒い』

“早朝6時 東京寒い”

“パーティー明けの 早朝の路地”

この曲も出だしの歌詞とタイトルが直球です。早朝の東京を歩く姿が目に浮かぶよね。

風が冷たくて誰もいない道を歩いてるんだけど、心は少し浮かれたままでウキウキしてるの。そんな曲です。

真綾ちゃんの曲はね、日常に感じた気持ちをそのまま日記に書きとめるような歌詞が、とても好きなところ。この曲も歌詞というより日記のような短いエッセイを読んでいるような身近さを感じる。都会の冬のテーマソングにピッタリ。サウンドも押しつけがましくなくて、BGMになりそうなおしゃれな曲だよ。

(アルバム「FOLLOW ME UP」収録)

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5.『木登りと赤いスカート』

“5年ぶりの大雪の朝 きみと出会った”

雪が降った朝に必ず思い出す曲!

この曲は歌詞がストーリーになっていて可愛い上にめちゃくちゃ切ないんだ…。

天使の僕と少女が出会うストーリーなんだけど、もうね、出だしの歌詞(冒頭に引用した部分)の時点で、少女が外の雪景色を見よう紅潮した顔で窓を開けるシーンが目に浮かぶ。短編映画になってもおかしくない、名曲。雪が降る頃に聴いて下さい。ワクワクした気持ちになれます。

 (アルバム「ルーシー」収録)

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6.『ちびっこフォーク』

この曲は歌詞がというより、メロディが秋冬のイメージで。暖炉の火や焚火を眺めながら聴きたい曲。ギターの音が心地よい。弾き語りのような歌です。

収録されているアルバム「少年アリス」の発売が12月だったのもあって、全体的に冬から春へのイメージの曲が多いですが、少年アリスはもう最高のアルバムなので、ぜひ通して聴いてみて下さい。

 (アルバム「少年アリス」収録)

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番外編:

アルバム『Driving in the silence

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こちらは冬をテーマとしたコンセプトアルバムです。しっとりと家で過ごすようなクリスマスの曲などが入っています。冬がテーマなので、この時期に何か聴いてみたい!という人はこちらをぜひ。あと真綾ちゃんの赤ずきん姿がめちゃくちゃかわいい。アルバムのブックレットをぜひご覧下さい。

 

 

*** 

 

以上です。

とにかく真綾ちゃんの曲を人に勧めたくて、でも語り出すと私の人生を語る勢いの重さになるので、ライト級編としてさっくり書いてみました。どうか、真綾ちゃんの曲をあまり聴いたことがない人たちに届きますように。そして、11月27日発売の新アルバムもたくさんの人が聴いて、話題にしてくれますように!

 

真綾ちゃんの曲をね、語る時は必ずと言っていいほどその時の思い出や体験や、真綾ちゃんの記事とかインタビューも思いだしてしまうので、残りの名曲たちを語るのは次回【ヘビー級編】としてとっておきます。私の人生です。ありがとうございます。

(ところで先ほど抽選応募の記入事項に「好きな曲とその理由(200文字以内)」とあって、感想を書きながら泣きだしたファンです。重い。重すぎる。そもそもどの曲も想いがつまり過ぎていて1曲なんか選べないよ~。ファンのみんなといつか語りたいなぁ。)

ヘヴンズの星座から勝手に推測したアイドル性や仕事について

ご無沙汰しています。

またもやメンバーの星座から勝手に推察した妄想を語ります。今回はアイドルとしてのセルフプロデュースについてと、メンバーに向いていそうな芸能の仕事とか。個人の妄想です。

 

 

 

私はセルフプロデュースの鬼みたいなアイドルに惹かれがちなんだけど、ナギもそのタイプの一人だと思ってて。 山羊座という情報から。

 

ナギはアイドルを、ビジネスとして、理性的に、挑戦的に捉えていると思う。勝手な推測だけど。アイドルとして「ちやほやされるのが楽しい」というより、皆の喜びを考えた時に、自分ができることを選んだら、それがたまたまアイドルだったというような。

一見、子供らしいわがままな一面も見えるけど、とってもとっても利他的な子。 

 

目標を達成するまでは、諦めないし努力はもちろんするし、責任感が人一倍強い。

一番最年少だけど、メンバーの中では一番、"アイドルグループとしてのヘヴンズ”のポジションを捉えている気がする。 

ナギはきっと現状に満足しない、高みを目指すタイプ。だから「世界へ」ってキーワードがもし出たら、冷静に世界のアイドルと戦うためにどうしたらいいかって考えると思うよ。戦略的。

 

もちろん元々天才的頭脳の持ち主だから、ちょっと考えればなんでも器用にできると思う。でも「できる」のと、「やる」のは違うから。中途半端な覚悟じゃなくて、やるなら本当に最後までやる。ナギにはそういう大人な一面があると思っている。ただ可愛いを売りにしてるだけじゃないんだよ。「可愛い」を求められているから売りにしているのであって。たぶん長期的なプランも考えてるだろうから、成長したらまた別の一面を見せてくれるかもしれない。

 

 

 

もう一人、ナギとは別の意味でアイドル向きで、セルフプロデュースがうまいのは瑛二だと思っている。 天秤座という情報から。 

彼は自分がモテるのを自覚してるし、どこか楽しんでる部分もあると思う。目立つのが好きというよりは、キラキラしたステージに立つことが喜びの一つで。華やかな世界への憧れも元々あったんじゃないかな。美しい人が好きだしね。

アイドルというか、モデルが似合うタイプ。すぐ雑誌のメインキャラクターに抜擢されそうだよね。そういうおしゃれなセルフプロデュースがうまいタイプに思える。 普段は普通の子なのに、カメラ向けられると表情が変わるタイプ。 

 

瑛二はアイドル向きだなってすんなり思えた唯一のメンバーだった。だってモテるしな。顔がちょっと地味とか身長が低いとか全然関係なく、女子にモテることがもう、わかる。わかってやってる天然確信犯。お前はアイドルに向いている。

 

基本的にとても調和を重んじるし、兄があのタイプなのでバランスをとるためにも控えめにふるまってるけど、ステージの上では我を忘れて夢中になってしまうはずだよ。みんなもその姿が見たいし、安心して応援できる存在。ファンの前では所帯じみたところとかを見せないだろうなって思う。

 

 

セルフプロデュースは案外難しい。

周囲の人間の目に、自分がどう写っているのかを把握しないと始まらない。 

ただ自分視点で好き勝手な自己主張をするのとは全然違う。

 

その他人視点を、意識してるのがナギで、無意識に気付いてるのが瑛二かなって。 

 ぼんやりとセルフプロデュースをするアイドルのことを考えていたら二人が自然と思い浮かんできた。

 

アイドルという存在は、ファンあってのところが大きいので、誰かが考えた戦略が必ずあって。だからそれに乗っかるだけでも人気は出るけど、あえて自分で自分のポジションを律するって、本当は苦しいところもあるんじゃないかって(勝手に想像して)考えていた。

ただファンの期待に応えるだけじゃない、自分が作り上げた像を崩さずに守り続けるって、相当大変なことだよ。

 

は~~、めちゃくちゃ愛おしいな…。 

 

 

ヘヴンズ自体は、グループとしてのコンセプトが統一されていて、乱れることがないのが特徴の一つだと思っている。

メンバーも7人もいるから個性が埋もれがちになるのは当然なことで、かと言って好き勝手やればバラバラになる。

 

「自分は何ができるのか。」

「何が自分に求められているのか。」

そうしたことを、意識的にせよ無意識にせよ、彼らなりにきっと苦悩したり、葛藤や努力があったんじゃないかと(勝手に)想像して、より一層彼らに惹かれております。

 

 何が言いたかったかというと、きっと私たちが見ている以外の一面も彼らにはあって、そうした光も影も含めてファンとして見守っていきたいな、応戦し続けたいなって、ふと思ったのです。

 

 

 

 

 

 

*** 

おまけ

 

他のメンバーの向いてそうな芸能の仕事についてぼんやりと。星座から妄想。 

 

 

瞬間的に周りになじめて盛り上げるタイプは射手座のヴァンと牡羊座の大和。バラエティとかスポーツ向きアイドル。とにかく動いてる姿と、表情を見ていたくなるタイプだから、雑誌よりテレビ向きかなと思う。次の行動の予測がつかないから面白いタイプ。 

(ところで射手座はセーラージュピターで、おひつじ座はセーラーマーズだよ。なんとなくわかる。)

 

綺羅は旅番組とか料理番組に出てほしい牡牛座。アイドルとしては向いてるかどうかというより、彼の美学を追求したくて、音楽の道をヘブンズに見出して、いまメンバーとして活動しているのだと思う。周りになじみやすいタイプだけど、自分なりの美学は譲らない。なんか美術館とかのタイアップの仕事して欲しい。 

 

 

シオンは蠍座だから没頭するという意味で役者向きっぽい。舞台とか。周りが何かを加えようとしても、自分が納得しないと聞き入れないから、もうプロデュースも何もないんだけど、魂の底から震える体験なんかで覚醒するので超有名監督に見出されて欲しい。 

 

 

瑛一は分析するタイプの乙女座だからコメンテーターとかできそう(乙女座はどうしてもセーラーマーキュリーのイメージがきてしまう私。)

彼は、自分以外のヘヴンズメンバーをプロデュースする側の人間だと思っている。だから自分のことは二の次で、基本的に自分が目立ちたいとは思ってない。目立ってるけどね。でも瑛一がリーダーだからヘヴンズは一つになっているしみんなの個性が引き出されながらも調和したグループになっているんだよって、私は言い続けたい。

 

 

マジLOVEキングダムと私のなつやすみ

(*2019/11/06加筆修正)

 

6月14日に「劇場版うたのプリンスさまっ♪マジLOVEキングダム」が公開されてから10週間、横浜パシフィコでの舞台挨拶回も含め、計32回*1通いました。ファンの間では劇場で鑑賞することを「入国する」と表現するよ。

この、短くも濃い10週間は、大人になって初めてと言えるくらい、我を忘れて夢中になった体験だった。このまま忘れたらもったいないなぁと思ったので、自分のためにちょっと書き残しておこうかなと思う。

以下、この10週間の入国備忘録です。(レポートではないよ)

 

 

※劇場版本編の感想は基本含めず、鑑賞(参加)していた自分の視点を中心に書いています。

 

※以下、「プリンセス」とはうたプリファンの総称です(エンジェルもマイボーイも含め)

 

 

 

 

 

6月14日(初日)


初日の上映行きました。朝一番(8時台)の時間帯に行ったから、全国ファンの中でも鑑賞したのは早い方だったと思う。まずはじっくり観たいから【通常上映】です。

 

第一印象で一番強く残ったのは、キャラでもストーリーでもなくて、「スクリーンの中に私たちファン(プリンセス)が存在している…!」という、歓声のリアルさだった。

正直、ライブの演出についてとかあまり覚えていない。

3期アニメOPでドームライブのカットがあったから、ある程度期待していたのもあったし、これまでアニメでのライブ描写はありえないような派手な演出(飛行船からパラシュートで会場入りしたりとか)が多かったから、劇場版のライブ部分は「意外に現実的だな?」くらいの印象だった。いや、そんなことよりも、観客の声のリアルさが本当に感動して!FTTF曲中の「カルテットナイッ」のコーレスなんか、ついこの間(2018年11月)のカルライ2ndLIVEを彷彿とさせたし、MC部分で観客の誰かがアイドルの名前を叫ぶところとかもう、「スタッフ、私たちのことよく観察してるな??」ってちょっと笑っちゃったよ。プリンセス観察されているwww

 

後になってパンフレットや雑誌の制作インタビューを読んで、制作陣がいかにこの劇場版を全篇ライブとして大事に丁寧に作ってくれたか、その思いやこだわりを知ることができたわけだけど、一番最初に個人的にひらめいたことがあって。たぶん私しか思ってないだろうからここに書き残させて…。それは「もしかしてShining Romance CDリリイベの時のプリンセスの愛が、関係者にも伝わったのかな…?」ってこと。ごめん、たぶん関係ないと思うけど、それでもプリライとはまた違った出来事だったからちょっと書くね。

2017年11月「Shining Rommance」のリリースイベント(MVお披露目会?)が池袋サンシャインの広場で行われたのね。スクリーンにただMVが映って流れるだけなんだけど(※声優さんが来るとか当壇者は全くない)、広間には大勢のプリンセスが集まったんだよね。そしてその誰もパフォーマンスをしていない舞台(スクリーン)に向かって、呼びかけられてないのに示し合わせたようにみんなペンライトを持参してて、曲中「ST☆RISH!」「QUALTET NIGHT!」ってコーレスをしたんだよ。私は現地に参加してないけどあとでツイッターでその様子を知って感動したんだよね…。だって、映像だけだよ?でもそこに、私たちの応援しているプリンス様達が踊って歌ってくれていて、ペンラを振ってコーレスできる空間。あぁもう幸せだな、これを私たちは待っていたんだなって思った。そして、映像に向かってコーレスしちゃうプリンセスたち、最高!!!!私も行きたかったなーーー!!って思ったし、劇場版マジLOVEキングダムを初めて観た時に、その感動が思い出されたんだよね。

もしかしたら制作サイドや、うたプリの良さをそこまで知らなかった人(関係各社の男性陣とか)は、この劇場版マジラブキングダムが全篇ライブパートであることや応援上映ってことに、未知だからこその不安があったかもしれない。でもね、プリンセスはもうとっくの昔に受け入れる準備はできていたよ。そして、そんな私たちのことを信頼してくれて、観察?してくれて、ちゃんとスクリーンの中に繋げてくれてありがとう。ようやく、ようやくうたプリの、ST☆RISHQUARTET NIGHTHE★VENSのライブに参加できました。

 

なんか呆然としたまま帰ってきたのを覚えている。興奮はしてなくて冷静だったけど。じんわりと温かい気持ちになったことを覚えている初回でした。

 

 

6月15日舞台挨拶(昼回)@横浜パシフィコ

運よく2次抽選で舞台挨拶参加に当たり、行ってきました。

その日は大雨で入場時点で軽く混乱。ロビー内もフラスタやタペストリーを撮影したいプリンセス達がいっぱいで、入口からなかなか進まない。あとセトリCDが会場限定特典の告知によって購入列が殺到していたりね。まあ混雑はね、慣れておりますよ、訓練されているプリンセスなので。

でも、もっとゆっくり会場の雰囲気を楽しめたら良かったなとも思っちゃって…。

だって、横浜パシフィコのロビーは赤いカーペット敷きで、足元を見たら本当にお城に踏み込んだように思えたんだよ。この日のためにおめかしした女子たちが集まって、絢爛豪華なフラワースタンドが並んで、等身大のプリンス達のタペストリーが18人分あって…!!!まさに夢の舞踏会への入り口だった。いや、今思い返すととても豪華な機会だった。だって映画の舞台挨拶でパシフィコなんてな?こればかりは発表された時「よくわかっているな♡」と思ったもん。(劇場じゃ絶対収まり切れないプリンセスの数)

 

そして本編スタート。

私は3階席だったんだけど、さすがコンサートホールなだけあって音の反響がすごい大きかった。これは良かった!!!ライブをするのにふさわしい場所だなって思った。舞台挨拶を目当てに来ていたわけだけど、もうここでずっと上映した方がいいよって思った。1回後方席だった同行者はまた聞こえ方が違ったみたいだけど、3階席の私はもうサウンドに身を任せていました。(この日のホールの反響と音の良さが最高過ぎてその後しばらくは通常の劇場上映が物足りなくてね…後に爆音やライブザウンドやウルティラTHX上映してくれるようになって本当に良かった…!音が重要だなって初回から思ってたから…涙)

あと前日に1度見ていたしセトリCDとパンフのコーレスも予習していったので私一人かなりノッていたけれど、たぶんお隣のプリンセスは初見だったかもしれない。ごめんなさい。でも応援上映ってことではしゃいでしまった。ライブ会場だった。本当に。またパシフィコで上映やって欲しいよ。

 

 

2週目~4週目

コースター特典が発表されて阿鼻叫喚w ここからめちゃくちゃ通うことになった週の始まりです。

正直なところ、私は当初は、劇場版(アニメ)にあまり期待をしていなくて、ランダム商法が嫌でムビチケも買っていなかったんだよね…。(同じような記事を書いてる人を読んでほっとした) だからクリアファイル付きの前売りを1枚だけ。あとは何度か行けたらいいなってくらいの気持ちで。でも入場特典は欲しいって思いに負けて、2週目は1日で3回入国をする。自分がおかしくなったな?って思い始めたけど、全然後悔しなかった。むしろ楽しい。ランナーズハイみたいな。

4週目は金曜4回土曜2回というスケジュールを一人で慣行している。(24時間内で5回入国していた)もうこの頃は、応援上映が、ペンラを振ってコーレスで声を出すのが楽しくてしょうがなかった時期。普段ほとんどライブという空間に行かない私が、自分の新たな一面を知った気がした。「あぁ、ツアーを全通する人の気持ちってこういうことなんだろうなぁ~~」って。なんか一日に3回4回も入国すると体力が奪われるんだけど、反比例するように気力が満ちるんだよね。もう中毒だねって人にも言われたね。知ってる♡

あと3週目で初めて池袋シネマサンシャインに入国できたんだけど(閉館する前)、後ろからコーレスがすごい綺麗に聞こえて「この会場は音響がわかれてるのかな~後ろからの歓声すごいな~」って思ってたら、まさかのリアルのプリンセス(観客)の声だったの。びっくりしたよね。めっちゃ統率されてた。おぉ…歓声のプロがいる…ってビビったけど、これもうたプリだなって私は楽しかった。(ウルブラの後にスタリの名前を呼ぶ独自のコールをここで初めて知る) 後になってここで知った歓声が全国に広まっていて、プリンセスの波及力~~って感じたよね。

 

あ!それと、この時期に川崎チネチッタのLIVEZOUNDに出会って感動した!!なんで限定なんだ~~~ってもう帰りに次回のチケットをとるくらい最高だった。やっぱり爆音上映ですよ、ライブ感満載だった!あと思いっきりコーレスしてもそれ以上にスクリーンの音が大きいってのも良かった。私の中でパシフィコの次にこのLIVEZONDが好きだったな。これならいくらでも金を出していいって思えたもん。

 

 

5週目~7週目

はい、ブロマイド特典週の始まりです。

まさか週替わり特典をこんなに種類用意しているとは思っていなかった。だって当初5週目までしか得点発表されてなかったじゃん…だから、「あれ?もしかして上映は1カ月で終わってしまう…??」って不安になって4週目の時点で焦って18回入国していたんだよね。まだ続くんだ~良かった~~と一安心しつつ、同時に「まだ闘いは続くのね…」と戦々恐々とした瞬間でもあった。そしてなぜ私は前売りを1枚しか買っていないんだ??と後悔したりね。遅いね♡


あと確か7月入った辺りからかな、うたプリを知らなかった人が初めてマジラブキングダムに入国したレポとかブログ記事を見かけるようになって、読んだの。プリンセス達とは違った視点で熱く語ってくれているレポが多くて楽しかったし、そういう見え方もあるんだぁ~ってこちらも新たな発見が多かった!

実は、劇場版始まる前に、うたぷりのファンが年月と共に減っていくのが悲しくてどうにか若い層や新しいファンが増えないかなー!って期待していたんだよね。劇場版ならアニメシリーズやゲームと違って短い時間でうたプリを宣伝できるね!って思っていたし、今やいろんなアイドルものの作品があるけど、「ST☆RISHは3次元でいえば嵐みたいな人気の存在なんだよ!!」(わたし説)って伝えたかったから。だから他のジャンル界隈の人達が噂を聴きつけて劇場へ足を運んでくれて、その新鮮な感想を読むのがとても楽しかったし嬉しかった!!いつも狭い世界にいた視野がパァって開けたような体験だった。それをツイッターのつぶやきだけじゃなくて、はてなブログ記事で読めたことも大きかったな。私も長文を投稿しようかなって踏み出すきっかけになったから。

 

あと、これまでの週は全身全霊応援上映!って感じでノッていたけど、この辺りから冷静に観察をし始めた時期。よく見ていなかったキャラの動きとか、MCのセリフの言葉の意味とか考えながらじっくり味わいながら鑑賞。深い。深すぎる。誰だよMC長いって言ったやつ!あんなんセリフ一つ一つに隠された重い噛みしめてたら一瞬だわ!!(そしてそこーー!途中退場するんじゃない!!イミガワカラナイ…タッタノ90分、座ッテイラレナイノ…?)

もうさ~~~、いや……本編に関してはここでは書かないけど、でも、劇場版マジラブキングダムには私たちが “涙して…愛した 歴史の答え” が詰まっているわけですよ…。そしてアンコールも、上映前と上映後の挨拶ナレーションも、もう一瞬一瞬が奇跡の瞬間なわけ。いやもう20回越えてからの入国では、初回とは違う別の感動が生まれていたね…。

確かに入場特典に釣られてきてはいるけれど…いるけれどもっっ…!もう入国しないではいられない身体になっている。セトリ曲を聴けば身体が勝手に振り付けを再現する。毎日が楽しくてしょうがない。

ちなみにこの頃は外で食事をするのも惜しく(そのお金でもう一度入国したいから)かな~~り痩せました。あと、食べなくても心が満ちたりているから超・元・気。まさにシャブ。夜遅くにチケ取り戦争したり、朝一で電車乗って劇場行ったりね、もう大人なのに入国に関しては夏休みの学生並にパワフルです。基本ずっと一人で行動していたけど全っ然っ、気にならなかった。だってツイッターにいつも同志がたくさんいたから。全国にプリンセスがいて、みんなが同時期に同じものを見て感想を言い合っている、すっごい、すっごい嬉しい時間空間だった。ライブが終わってもこんなに楽しいなんて、本当にマジラブキングダムはすごいな?って。

あと、気がつけばHE★VENSにどっぷりはまったのに気がついたのもこの時期。たぶん他のプリンセス達もそうで、急にヘヴ人気が高まってきた時期だったよね。ライブパフォーマンスで誰もが魅了されてしまったのはもちろんだけど、みんな何度も入国することでへヴへの理解が深まったからというのもあるよね。(この辺は長くなりそうな話題なので割合)

 

 

8週目~10週目

銀テ特典の特別上映がありました。

みんなツイッターでも、あのED最後に映る銀テープ欲しいねって言っていた願いが叶ってしまったね。さすが、夢は(言えば大体)叶ううたプリ!!

 

いや、この週替わりアンコールといい、銀テといい、実在感が、すごくない???
私はうたプリの素晴らしさについては、「音楽」と、もう一つ大きな点が「実在性」だと思っていて、いつも他人にうたプリを勧める時にそこを強調したいんです。「キャラクター」じゃないんだよ、いるんだよ実際に!!って。この実在性についてだけでも論文書こうかと思ったくらい。すごい作りこまれている世界が、私の好きなうたプリの魅力の一つで。だからね、この劇場版についてはそれをまさかこんな形で私たちに見せてくれるなんて思っていなくて、もう5週目の全員アンコール回からずーーーっと、心の中で泣いていた。本当に涙してるプリンセスも多かったよね。わかる…わかるよ……!!

上映後挨拶(3人ver.)で、音也の「君の名も含め…」で泣かないプリンセスはいないでしょぉぉ~~~~!


もうね、これだけ観てたらさすがに次のシーンのカットとかセリフとか全部わかるんだけど、一周まわって初見の気分でした。入国30回目辺り。純粋に「ありがとう」の気持ちしかない。ありがとう!このライブをしてくれて!!ありがとう!私たちを「好きだ」って「愛してる」って言ってくれて!!!(涙)(涙)

 

ラスト全員曲の「マジLOVEキングダム」が天才的な歌詞「僕は大事に、君を愛せてるかい?」という言葉から始まるんですけど、もう、私の気持ちもそれです。そのままです。

私たちは、ちゃんと好きだって気持ちがあなたたちに届いていますか…?

何もできていないんですけど…本当に…。なんで私たちが感謝される立場にいるんだろう?っていつも泣いてしまう。私たちがこのライブに「スタリやカルナイやヘヴンズ達を連れてきた」って本当に言えるのかな…?って。むしろ私たちをこのライブに招待してくれてありがとう。ありがとうスタッフ。原作者様。監督。スポンサーはじめ企業の皆さん…。ありがとう、うたプリ……!! ここまでずっと追ってきて、なんだか本当に思いが伝わったんだなぁ、やっと相思相愛の関係になれたんだなぁっていう感動でいっぱいです。いつも過去ばかり振り返ってしまってごめんなさい。私たちが支えるって自信を持ちたい。過去じゃなくて今を、そして未来を見ていきたい。

 

 うたプリは来年で10周年です。いろいろ不安もあったけど、

「そして、これから始まる未来に」って歌ってくれたので。

私たちも、王国民として胸を張って、未来を生きようと思います。

 

 

ありがとうマジLOVEキングダム!

ありがとう、うたプリ!!!

 

 

初日から入国2か月半の期間の備忘録でした。 

※この後まさかの延長に次ぐ延長で11月現在まだ特別上映してくれていることに震えております。

そしてU-NEXT配信による自宅入国も可能に…!この辺はまたその内記録に残したい♡

 

 

※この記事は個人的な思考と解釈と視点によるもので、公式様に迷惑がかかるような点がありましたら速やかに修正いたします。

*1:10月末時点で合計37回に更新されました

うたプリメンバーの星座に想いを馳せる(後編)

 

 

こんにちは。星座による性格分析が好きなプリンセスです。

 

前回に続き、うたプリメンバーの性格を星座から、勝手な分析と解釈で語ります。後編はHE★VENSの7人について。

 

 

(>>前篇はこちら 

 

 

 

 HE★VENSについては公式からの情報がまだ少ないのもあって、妄想補完強めだけどエンジェルたち 許して欲しい。ついでに恋愛対象として見た時の印象も加えました。

 

星座に興味を持ってくれた人、記事ラストに12星座のキーワードを載せておくので、なんらかの参考にしてね

 

 

 

占星術師や専門家ではありません。星座について一部偏見や先入観も入っていますので、苦手な方はお戻り下さい。

 ※この記事はうたプリHE★VENSキャラを知っていること前提に書いています。*1 

 

 

 

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HE★VENS(ヘヴンズ)7人

HE★VENS OFFICIAL SITE|うたの☆プリンスさまっ♪

 

  • 鳳 瑛一   :9月1日(乙女座)
  • 皇 綺羅   :5月5日(牡牛座)
  • 帝 ナギ   :1月7日(山羊座)
  • 鳳 瑛二   :10月20日(天秤座)
  • 桐生院ヴァン :12月12日(射手座)
  • 日向大和   :3月30日(牡羊座)
  • 天草シオン  :11月4日(蠍座)

 

まずはグループ全体について。

HE★VENS(以下ヘヴンズ)はが3人、が2人、が1人ずつという構成。

こうして比べると属性の多かったST☆RISH(以下スタリ)や、だけのQUARTET NIGHT(以下カルナイ)とはまた違うグループ性だって感じる。

ぱっと見ヘヴンズは守りのチームって印象。手堅い。

初期メンバー3人が全員属性で、3人星座はばらけているってのも面白い。この3人の組み合わせ*2でもバランス良いから、自分達を「最強」と名乗っていたのもなんとなくわかる。

 

これは勝手な憶測だけど、ヘヴンズは元々、戦略を練って計画的に作られたグループなんじゃないかな。「どうしたら相手に勝てるか」「アイドルグループとして成功するには」という目標があって、勝つために選ばれ作られたグループ、という印象がある。着実に勝利を掴むための編成。*3「アイドルをやりたい」と始まったST☆RISHとは少し異なる経緯と事務所の傾向がある。そうした視点で見ると、ヘヴンズは最初からファンのことを「エンジェル(天使達)」という名で呼んだり、どの曲にも「魂を揺さぶる」「天国へ連れて行こう」などキーワードがあって、コンセプトがしっかりしている。最初から個性を確立させているグループ。*4

自分達の戦略や築いてきたものに自身があったからこそ、スタリに負けてしまったときはかなり悔しかったはず。気持ちや楽しさでアイドルをやっているグループじゃないから。だからもう一度戦略を練り直して、そうして7人で改めて登場したのかななんて想像する。だけだった3人に、が加わって7人になったというところも面白い。ただ人数が増えただけじゃなくて個性が豊かになったことでヘヴンズの表現がグッと広がったんじゃないかな。

 

ところで7人になったヘヴンズだけど、一つ興味深いなって感じるのは、乙女座の瑛一がリーダーというところ。華のある火属性が2人もいるのに(センターの素養*5もある牡羊座(大和)とグループ最年長の射手座(ヴァン))そのどちらもメインポジションにいない。

ヘヴンズのリーダーは瑛一(乙女座)で、リードボーカルを務めるのは瑛二(天秤座)。この構成の仕方がヘヴンズらしさの一つなのかなと。個人の主張より、統率されることで魅力が生まれるグループ

ヘヴンズは7人揃ったダンスとフォーメーションが特徴的だよね。グループではあえて個性を押さえてヘヴンズという世界を作っているんだな、とライブパフォーマンスから伝わってくる。さらに、エンジェルのコーレスも含めて完成する楽曲*6という点、すごくないですか…もう仕組まれ過ぎていて…。


劇場版MCで「ヘヴンズは居場所」「家族みたいな存在」「互いが互いを想う」と、メンバー全員、相思相愛のセリフがあるんですけど、この「団結力」もヘヴンズならではの一面。

最初は戦略上集められたメンバーかもしれないけれど、こうして着実に人気が出て、友情ではなく「家族」と呼びあう絆を築いている。地属性が多いからこそ、安定した場所を作れるんだね。これからも不動の人気が得られるはず!

 

 

 

続いてHE★VENSメンバー個人について

 

  • 鳳 瑛一(乙女座

乙女座は地属性で、個人的な印象としてはあまり前に出ない補佐役、分析家、丁寧な仕事をするイメージ。几帳面で少し潔癖症でもある。敵を攻める王者というよりは、守りを固める宰相のようなイメージ。

瑛一は一見エキセントリックなキャラに見えるけれど、本当は、ヘヴンズという存在を守り、丁寧に育て見守っていきたい、優しい人なんだろうな、と思う。例えるなら植物を丁寧に剪定し、美しい庭に育てていくイメージ…。瑛一自身は「自分は見守り、育てる立場」であって、決して皆の上に君臨したいとか、自分一人が目立ちたいと言う風には考えていないと思う。彼はいつも「主役はHE★VENS」そのものと捉えているし、実際にそう明言する。リーダーを務めているのも、グループ全体がどうしたら輝くかという視点を常に持ち、プロデュースをするという役目として捉えていそう。

乙女座は、一歩下がった昔の妻・母的なイメージもあるので、そうして見ると瑛一まさに暴君の父(社長)に対して家族(メンバー)をかばい耐える母のようなイメージ…。

そう考えると瑛一が務めるヘヴンズのリーダー像がわかる気がする。4期5話で「責任ならば俺がとる」「お前が決めるんだ、シオン」と言うセリフはまさに乙女座リーダーらしかった…!

ちなみに、一口には言えないけど、乙女座の男性は几帳面だったり繊細だったりするから、付き合うならたぶんマメに連絡してくれるし気を使ってあげた方が良い。カーレースが趣味らしいけど、デートなら映画とか知的なイメージがある。恋愛すると瑛一は(太陽星座だけでは語り切れないけど)献身的に尽くすタイプの男。

 

そんな瑛一の意外な一面を感じられるのがアンセムフォージエンジェルに収録されている瑛一のソロ曲「LIFE~with thanks~」。みんな聴いて、その爽やかさに腰を抜かしてくれ。もしかしてこれが瑛一の素の一面なのかもしれないと思うと萌え死ぬ。

  

 

  • 皇 綺羅(牡牛座

中途半端な物は出したくない、こだわり抜きたい、綺羅の牡牛座からは、そうしたじっくりと考えて行動する面を感じる。あとは結構意志が固い星座なので、名家の嫡男なのに親を説得して出てきたというエピソードはなんとなく想像がつく。綺羅の決意を動かすのは難しそう。
牡牛座はどちらかというと不安定さを嫌う星座だから、綺羅はヘヴンズという居場所に安定を求め、グループそのものに安心感を感じているはず。同時に、きっとメンバー全員、綺羅の存在に癒されてるよね。牡牛座のイメージはお茶とお団子を差し入れしてくれる和みポジション。綺羅は一見クールキャラに見えるけど、その素朴さがみんなの緊張をほぐしているんだと思う。7人の中で一番飾らない素直なキャラだと思っている。安心感。

あと、牡牛座は五感で感じる星座なので、趣味が陶芸ってところもまた、土を手で直に触れる心地や、無心で追及する感じがなんとも…陶芸って、陶芸…!?って第一印象だったけど結構しっくりくる(笑)

 

デートするなら遠くに出かけるよりも家でのんびりしたい派。美味しいものたべるのが好きな牡牛座。綺羅にはぜひ手料理を差し入れしたい。のんびり屋さんな印象もあるけど結婚向きなタイプだと思っている。

 

 

山羊座ということで、独占欲の強さをちらほら見せながらも小悪魔的な自己演出のさじ加減が絶妙、アイドルのプロという感じ…!

ナギは元々天才子供だから年齢以上に大人びて見える。ヘヴンズの中では山羊座さん特有の責任感や社会性を発揮して、最年少なのにしっかりグループを引率してくれる存在だよね。ただの甘い可愛いキャラじゃなくて堅実な面があるっていうだけでギャップに引き込まれる(ちなみにナギの趣味はパズル)!

山羊座の印象は、目標を設定してそこまで着々と登りつめるタイプで、野心家な一面も。公式プロフィールにもあったけど、ナギは何でもできることで早々に人生の意義を見出せなくなってしまった。目標がないと山羊座さんはツライ。でも、ヘヴンズとの出会いがあり、新たに挑戦し甲斐のある目標が生まれたんだと思う。ナギにとってのヘヴンズでの活動は、たぶんとても刺激的で、もしかすると初めて充実した日々を送っているんじゃないかな…?


あと、もしかしてナギはこの業界で勝ち抜くための戦略として、「宇宙一キュートなアイドル」キャラを作ったんじゃないかな、と妄想する。自分の身体のスタイルや顔の特徴と、ヘヴンズの中での求められるポジションを考えて作り上げたビジネス・キュート。プロ意識と責任感が人一倍強いナギは、仕事では絶対にそのキャラを崩さない。エンジェル(ファン)が求めるなら、アイドル業界で勝ち抜くためなら、セクシーにもキュートにもなってみせるよ。誰よりも“アイドル”を全うして見せる。山羊座ナギからはそんな意志の強さを感じる。

ライブパフォーマンス中とかは絶対アイドルモードを崩さないけど、終わって気が抜けたら真っ先に泣いちゃう。山羊座は本当に気を許した家族の前でしかオフに切り替えられないんだけど、ナギにとってヘヴンズのメンバーは本当に家族なんだなって…尊み…(涙)

 

ナギと付き合うとしたら、真面目さんなのでちゃんと計画立ててリードしてくれそう。でも基本は仕事人間だから、誰にも邪魔されない二人だけの空間を作ることが必要。普段甘えられない分、甘えてくる山羊座男子です。

 

 

  • 鳳 瑛二(天秤座

瑛二はヘヴンズ内で唯一の風属性。シャイニング事務所メンバーには風が5人もいるのに、ヘヴンズには1人だけってところが面白いよね。だからヘヴンズメンバーの中だと、最初は少し個性が弱いっていうか、印象が薄かった。他のメンバーと違って、個人の野心や目標があまりないと言うのかな。

ヘヴンズは一人一人の意志が強く見えるグループだけど、瑛二はあまり強く主張をしない。みんなの意見を聴いたり仲裁に入る姿が多い。歌がめちゃくちゃ上手いし、リーダーの弟で社長の息子という恵まれたポジションにいるけど、その才能に嫉妬はされても敵は作らない感じ。あざといけど憎めない。天秤座さんは人からの見え方をちゃんと気にしているから、無意識ではなくてどこかで自覚していると思う。

風属性ということで、グループ内と外を繋ぐのは瑛二担当。そういえば、デュエットプロジェクトですんなりトキヤに近づいていたけど、瑛二がいることで風通しが良くなった部分はたくさんあるんだろうなと思う。スタリとヘヴンズは本来ならライバル(敵)同士だけど、一緒に仕事をしなくちゃいけない場面もあって、そんな時に瑛二のフラットな立ち位置が重宝さているはず。瑛二の存在がなかったら、ヘヴンズはもっと閉鎖的なグループになっていたんじゃないかな?

 

天秤座はとにかくスマートで紳士のイメージ。瑛二はその甘いマスクと女性を立てる姿勢から、ぜっっっっったいにモテるよね。わかる。ガーデニングが趣味ということだけど、ハーブとかお洒落な感じが好きそう…流行にも敏感なはず。

ちなみに(独断と偏見で申し訳ないけど)天秤座さんは美しいものが好きなので、顔面が綺麗な人が 好きです。(に…兄さん…)

 

 

  • 桐生院 ヴァン(射手座)

射手座は自由奔放、誰も捕まえておけない軽やかさのイメージ。旅に飛び出す星座で、一人で弾丸旅行とかもできちゃう。ヴァンが射手座というの似合うー!というのが第一印象。情熱ストレートな火属性で。

グループ内最年長ということだけど、しっかり者の乙女座(瑛一)や山羊座(ナギ)がいるから、自分はリーダーやらなくていいやって任せていそう。射手座は縛られたくない、のびのび動きたいタイプだから、このメンバーなら任せられるって信頼できたら個人主張しない感じ。でもみんなでワイワイするのが好きなんだよね。だから7人という大所帯はヴァンにとって楽しい居場所だと思う。どこにいてもムードメーカー役になれる射手座。ヴァンが入って一気に明るくなったんじゃないかと思う。あと、全国ツアーやりたいって言い出しそうなのがヴァン。

 

夢(ロマン)を追いかけているから、ヴァンを捕まえておくのは難しそう…でも惚れたら情熱ストレートに向けてくれるはず。直感タイプなので理屈より行動するタイプ。毎回いろんな場所に連れて行ってくれたり、とにかく飽きさせないデートをしてくれる。あとバーベキューとかホームパーティーも好きだと思う。(ごめん。何言っても「ヴァンらしい」イメージしか出てこない笑)

 

 

トップバッターな牡羊座、大和も飛び出すタイプ。個人的には牡羊座は少年漫画の主人公なイメージで、趣味もスポーツ系でアスリートな大和がなぜにアイドル??ヘヴンズに??と最初は違和感があった。大和は単純というか動物的だし、アイドルよりもスポーツ選手向きだと思うんだよね。

牡羊座は、12星座の中だったらお兄ちゃんにしたいイメージがあるんだけど、大和もヘヴンズの中では面倒見のいい兄ポジションにいるよね。これまでずっと龍也さんの弟という呪縛に縛られていたけど、ヘヴンズに入ったことで初めて新しい自分が出せたのかなぁなんて。牡羊座はチームを率いるキャプテンが合うから、大和も意外にリーダー向きかもしれない。

ちなみに兄の龍也さんは牡牛座(地)で、大和とは確かに価値観が違うタイプ。どっしり構える龍也さんと、直感で飛び出したい大和の対比。それにしても一人でライバル事務所に入るなんて、思いついてからの行動の早さも牡羊座らしいところだなぁなんて。

 

牡羊座男子の大和は、結構シャイだと思う。一緒に公園とかスポーツとか、飾らないデートが好きな感じ。あと、褒めてあげるとすごい喜ぶと思う。実際、もっと大和は無邪気なはず。牡羊座も考える前に行動するところは射手座に似ていて、頼めばどこでも一緒に行ってくれる頼もしさがある。

 

 

蠍座(水)のシオン。ヘヴンズ内では一人だけの水属性で、スタリのセシルと同じポジション。ヘヴンズでは地と火が多数の中の水ということで、グループ全体に潤いを与えるイメージ。シオンの存在は、真面目で熱くなりがちなヘヴンズメンバーにとって、頭ではなく心で感じることを思い出させてくれる存在なのかな、と思う。

蠍座と言えば情念が深いというキーワードが連想されるんだけど、グループ内でヘヴンズ愛が一番深いのもシオン。蠍座の愛は、相手と自分を一つに重ねてしまうくらいの重さがある。たぶん何かトラブルがあっても、最後までシオンはヘヴンズから去らないだろうなって感じる。ヘヴンズ自体は社長命令で動かされてしまうグループでもあるし、大人なメンバーは何かあったら諦める選択をしてしまうかもしれない。でも、そこで誰も離れないように繋ぎとめるのはシオンなんじゃないかなぁと妄想。

あと、ヘヴンズと言えば、ライブ中に客席を青い炎が覆う演出があるけれど、あの青い炎とシオンの蠍座のイメージが個人的に重なる。熱く勢いがある炎ではなくて、静かにふつふつと情熱を燃やすイメージ。

 

蠍座男子は一見クールだけど、愛は重い方。ぜひ2人だけの世界を作りたい。シオンの趣味はバードウォッチングということで、二人で静かに時を過ごすデートとかいいな。個人的にセクシーイケメンが多い印象なので、シオンも年齢を重ねたら化ける気がしている…。

 

 

 

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以上、後編でした。

 

はー、HE★VENSについては、考えれば考えるほど*7深みに….ハマる………。

最初は、個性も特技もバラバラだし、各ジャンルのプロを集めたのかな?瑛一が司令官の戦う精鋭集団なのかな?という印象もあったんだけど。もう今となっては「家族」という一言で、全て語れてしまうから…。スタリともカルナイとも違う個性とグループ性、どれも選べないくらいパフォーマンスかっこいいよね。うたプリは最高。

 

 

 

 

 

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ラストおまけ

最後に、星座と性格を語る時の一つの指針として、12星座のキーワード*8があるんですが、個性のイメージに繋がりやすいので興味を持った人は参考にしてみてね。 

  1. 牡羊座 「I am」(音也、大和)
  2. 牡牛座 「I have」(綺羅)
  3. 双子座 「I think」(翔、那月)
  4. 蟹座     「I feel」(嶺二)
  5. 獅子座 「I will」 (トキヤ)
  6. 乙女座 「I analyze」(瑛一)
  7. 天秤座 「I balance」(蘭丸、瑛二)
  8. 蠍座     「I desire」(セシル、シオン)
  9. 射手座 「I understand」(ヴァン)
  10. 山羊座 「I use」(真斗、ナギ)
  11. 水瓶座 「I know」(レン、カミュ)
  12. 魚座     「I believe(藍)

 

 

LOVE FOREVER~~~~ 

 

☆☆☆☆☆☆☆

 ♥︎♠︎♣︎♦︎ 

★★★★★★★



 

*1:うたの☆プリンスさまっ♪アニメシリーズ:

うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000% 公式サイト(2期)

うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレボリューションズ 公式サイト(3期)

うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレジェンドスター 公式サイト(4期) 

*2:同じ属性のグループだと価値観が近いので感覚的に行動できる気がしている。多くを語らなくても伝わるような関係。

*3:元々がレイジング鳳(社長)が、シャイニング事務所の早乙女社長への因縁を晴らすために結成されたのがHE★VENS誕生のきっかけ。

*4:HE★VENSは各メンバーカラ―意外にもグループカラ―(ネイビー)があり、マークもひび割れたハートというアイコンがある。

*5:スタリでは火の二人:音也(牡羊座)とトキヤ(獅子座)がセンターポジション

*6:HE★VENSの『愛を捧げよ』では、ヘヴ「愛を捧げよ」→エンジェル(ファン)「I love you!」、ヘヴ「合言葉は」→全員「汝、愛を捧げよ」と対話するようなコーレスが公式設定にある。あとスタリやカルナイの曲中ではファンがメンバーの名前を呼ぶのに対し、ヘヴンズには「YES!」と返事をするコーレスが設定されている。

*7: アニメ4期の頃と比べると劇場版で格段に印象が変わったHE★VENSメンバー。まだ語られてない部分も多いから、妄想の余地があるよね。

*8:詳しく解説しているサイトもいろいろあるので、気になる人は調べてみて下さい。こういうの:12星座のストーリー/魂の成長プロセス【占星術の概念】※再掲・永久保存版 - 西洋占星術の入口│miraimiku

うたプリメンバーの星座に想いを馳せる(前編)

 

 

はじめまして、うたプリ歴約8年のプリンセスです。

 

突然だけど、うたプリのアイドル18人の性格を、「星座」から、勝手な分析をするので語らせて欲しい。

 

みんなが大好きなプリンス様たち。

知れば知るほど、設定されたキャラではなくて、生きてる人間なんじゃないか?って思えるほど、魅力が深い。

 

誕生日から、星座から、この子はきっとこういう価値観でこう生きてきたんだろうな~と妄想すると止まらない。そしてなんだか思い当たるエピソードもたくさん出てくる。考察と検証が楽しくて、気づいたら8000字近くなってしまった。一部のプリンセスは付き合ってくれると嬉しい。そして語り合いたい。

 

 

 

 

※この記事はうたプリの主要キャラを知っていること前提に書いています。*1 

占星術師や専門家ではありません。一部、偏見や先入観も入っているかもしれないので、苦手な方はお戻り下さい。

 

 

 

まずはシャイニング事務所アイドル(ST☆RISHQUARTET NIGHT)メンバーのチームワークとかペアの相性を、星座の視点から勝手に書いていくよ。

 

 

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まずはST☆RISH(スターリッシュ)7人

(公式プロフィール参照 )

 

  • 一十木 音也 :4月11日(牡羊座)
  • 聖川 真斗  :12月29日(山羊座)
  • 四ノ宮 那月 :6月9日(双子座)
  • 一ノ瀬 トキヤ:8月6日(獅子座)
  • 神宮寺 レン :2月14日(水瓶座)
  • 来栖 翔   :6月9日(双子座)
  • 愛島 セシル :10月31日(蠍座)

 

まず、星座は12種類が4属性*2)のグループに分けられるのだけど、ST☆RISH(以下スタリ)はが3人、が2人、が1人ずつというバランスの構成になっている。

星座から見たグループとしての第一印象は「さわやか」「明るい」といったイメージ。風グループは「フットワークが軽い」「社交的」なイメージがあるから、その属性が7人中3人というのはとても風通しが良い感じ。火グループは熱くなりやすいし華があって、「チャレンジ精神」を一番感じるから、この属性を持つ二人が音也とトキヤというツートップの2人だというのが、本当、スタリの顔なんだなと納得しかない。(この二人の組み合わせについてはまた後述する。)

なんにせよ、アイドルグループとしてとても王道な、それでいてバランスの良いグループだと思う!ST☆RISHのアイドルとしての存在感はやっぱりすごい。

 

 

【同室組別分析】

  • 音也とトキヤ(牡羊座×獅子座

まず、音也の牡羊座について。

牡羊座は始まりの星座で、なんといっても「一番」のイメージ。一番に飛び出しちゃうから、気がつくとリーダーとか実行委員長を任されてしまうタイプなんだけど、音也もよくスタートダッシュが早い。でも、率先して「新しい景色を見たい!」ってみんなを自然と導いてくれる。リーダーというより、まさにセンターにふさわしい存在。グループの顔が音也なのは、本人ではなくて皆が自然に選んだことだと思う。あと裏表がないのも牡羊座っぽい!

そしてトキヤの獅子座について。

獅子座も王者の星座で、リーダーを任されやすい。でも、獅子座は表面的には強く堂々としていても、実はみんながついてきてくれるか不安。リーダーになると「群れの長」「学級委員長」という感じで皆をまとめる。トキヤはさ、一見クールだし結構神経質だし、そうした一面だけ見るとマジメちゃんなのかなって思うじゃん。これで乙女座だったらまさにそうした神経質なマジメ裏方キャラなんだなって納得するんだけど、獅子座なんだよね。獅子座って内に秘める情熱がかなり大きいし、妥協しない。きっと最初は一人でトップになりたかったんだろうなって想像できる。(あと4期の3話でもそんな節が…) でも、仲間に出会って、自分も仲間の一員になって、目指すものや描く未来像がもっとあたたかいものに変わったんだなってわかるよ。トキヤが獅子座っていう情報だけでもう人生が見える…。高みを目指す孤独を常にもっていて、それでいて一人で辿り着きたいわけじゃない、周りのみんなも同じ高みへ引き上げたいんだよね。

 

二人の組み合わせについて。

牡羊座と獅子座は両方とも火のグループで、前述したようにリーダー気質を備えていて、とても華がある星座。だからこの二人がスタリのセンター的なポジションにいるのは本当に納得!輪の中にいてくれるだけで周りが安心してしまう存在。

ただ、熱くなりやすいし突っ走りがちな面があるから、そこはブレーキをかけてくれる他の存在がいてくれると心強い。あと、けっこう自分中心に考えがちな星座でもあるから、この二人だけだと視野が狭くなりがちかも。でもお互い「一緒にいるだけで理由なく楽しい!」って思える組み合わせだし、「二人ならどこでも行ける」って感じの最強さを感じる。余談だけど、この熱い火の二人についた先輩が嶺二(蟹座:水)っていうのが良くできてるなーと思った。水グループの嶺ちゃんがバランスをとってくれてるんだね。熱くなりすぎないようにしてくれてるんだなぁ…さすが先輩…!

 

(※キャラについて語り出すと止まらないから、あくまでも星座からの印象中心にサクサクいくね。)

 

 

真斗の山羊座について。

堅実!なイメージの山羊座。目標を紙に書いて、ひとつひとつ着実にゴールまでのステップをこなしていくイメージがある。あと意外に内と外を使い分ける、外ではしっかりしてるけど誰も見ていないところでは気を抜いたりもするよね。大勢でいても苦ではないけど基本一人で人生に挑戦しているようなのが山羊座の印象。グループ内ではしっかり者ポジション。真面目な真斗らしさがよく伝わってくるし、真斗の古風な趣味も山羊座を象徴してる。グループ内では昔ながらのお父さんなポジション。(趣味はお母さんぽいけど)

 

レンの水瓶座について。

自由、ボーダーレスな星座。型にハマらない。社会の規範とか古い考え方に従うのはどうなのって感じだから、気づくと一人で行動してるね。逆に新しい物や見たことのない景色が好きだから一人旅とかも平気だよね。そんな印象の水瓶座。男女分け隔てなく誰とでも仲良くできるけど、心の奥の扉は誰も入ったことがない、そんな寂しさも感じる。個人的にはレンが水瓶座って、めちゃくちゃエモい。レンは自称「愛の伝道師」で、愛をささやくのは日常茶飯事だし、歌もけっこう情熱的な歌詞だったりするよね?そういう面だけ見ると、ドラマチックな演出は獅子座の持ち味、ロマンチスト代表は魚座、スマートにカッコつけるのは天秤座だったりするんだけど、そのどれでもなくレンは水瓶座。ちょっと意外だった。個人的にはあんまり「愛」や「情」ってイメージがない星座なんだよね。 だからレンの本質って実は水瓶座のキーワードに隠されてるんじゃないかって思ってる。何ものにも縛られたくない、風のように自由に生きたい星座。ボーダーレスな世界。家を継ぐポジションにいなくて良かったと思うし、神宮寺家の広告塔っていう役割は本来なら合ってるんじゃないかな。まぁレンはそうした期待からも自由になりたいんだなって伝わるけれど。

 

さてここで真斗とレンの組み合わせについて。

山羊座(地)と水瓶座(風)はいうなれば「古と新」といったイメージ。昔から伝わるものを守る山羊座と、未知の場所を開拓していく水瓶座。どっちが良いとかではなく、向いてるベクトルが反対なイメージ。確かにこの点だけ見ると価値観の違いから反発しあっちゃうかもね?地に足をつける「地」の属性と、何にも縛られずのびのび動く「風」の属性というのも、お互い自分にない物を相手に見ているかもしれない。

でも、山羊座はしっかり計画をたてて行動してくれるし、水瓶座は新しい情報をもってきてくれるから、この二人が同じ目標にむかって協力し合うとなったらすごいパワーが出る。難しいミッションも戦略をたててうまくクリアするだろうな。もしこのペアがライバル会社にいたら負けますね…。強い。

アイドルとしては、「自分の殻を破る」行動をとるとかなり印象に残る星座だから、ギャップを見せれば見せるほど彼らの虜になる人が増えるだろうなぁなんて。

 

 

  • 那月と翔 (双子座×双子座)

 この二人は誕生日が一緒なんだよね。でも性格がそっくりかと言えばそうでもない。

 まず、双子座の特徴というと、コミュニケーションが活発でフットワークも軽く行動的、あと「静と動」の二面性がある。とても人懐っこいイメージだけど、実はちゃんと考えてくれていたりする。空気読むのが上手い感じ。交遊関係はどちらかというと広く浅くなイメージ。ちなみに声優の宮野真守さんが双子座。

わかりやすく双子座らしい性格だなと思うのは翔 。対して、那月は二面性の内の片面しか主に見せていない分、星座では掴みきれない感じがする。可愛いもの好きって一面からだと魚座っぽくも見えるけど、双子座ってことはふわふわしてるように見せかけて実はかなり考えているんだろうと思える。(この二人は血液型がOとABってところがそれぞれの個性を出しているね。)

 

双子座と双子座の相性。お互い好奇心旺盛だし、思いっきり楽しむ時と静かに考えるところの使い分けが一緒だから気兼ねしないんじゃないかな。お互い踏み込まれたくないところは踏み込まない空気を読めるというか。それこそ双子の片割れのように、近しいけど鏡の中の自分のような存在。だからお互い相手の中に自分が欲しいものを見つめてしまうのかな。

グループの中だと自ずとムードメーカーポジション。音也&トキヤペアがリーダー組で、真斗&レンペアがサポート組だとすると、この那月&翔ペアがムードメーカー組というのはすごいバランスが良いと思う!ここまで考えて設定されてる??改めてST☆RISH凄いな??? 

双子座の風属性って、一人だけだと周りに合わせて流されることもありがちだけど、二人いれば、その風はまさに大きく帆を張った船を押し出す力になるなぁと思いました。

 

 

セシルは最後に加わったメンバーで、最初は個人主義のわがままな面が出てた。(2000%シリーズ) 蠍座は一人が好きだからね。個として実力で戦いたいっていうのはわかる。表向きに悩みとか相談しないで一人で解決しようとする面もあるかも。秘密を抱えるミステリアスNo.1の星座。セシルは今でこそ可愛い孫キャラで親しまれてるけど、最初はずっとミステリアスなキャラだったよね。

蠍座は水グループなんだけど、スタリの中で水属性はセシル一人だけ。水は感情的とか感受性の性質をもつから、それまで水属性がいなかったスタリメンバーからすると、セシルはさぞ異質だっただろうな…。感覚で行動しちゃう猫ちゃん。でも、だからこそ7人目のメンバーとして入ったことで新しいバランスが生まれたんだと思う。蠍座ってほかの星座以上に重力のある存在だから、グループにいると引き締まるんだよね。6人だったころのスタリと7人になってからのスタリを比べるとやっぱり存在感が違うと思う。ただ「明るい」「楽しい」グループから、「魅力に引きこまれる」グループに。

 

ところで、表面は天然風なセシルが蠍座ってことは、実はセクシーで独占的な面を持ってるってことなんですけど、めちゃくちゃ萌えません??(全人類、シャイニングドリームの「NIGHT DREAM」を聴いてくれ。)

 

 

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次はQUARTET NIGHT の4人☆

 

  • 寿 嶺二   :7月13日(蟹座)
  • 黒崎 蘭丸  :9月29日(天秤座)
  • 美風 藍   :3月1日(魚座)
  • カミュ    :1月23日(水瓶座)

 

 

へー、QUARTET NIGHT(以下カルナイ)は水と風の2属性だけなんだ!

いやでも、「4人のハーモニーを重点に置いてる」グループって感じがする。水は感性の担当だし。

こうして見てみると、同じ風と水でもスタリにいた双子座(風)蠍座(水)は不在ってところが面白いよね。(水瓶座はレンとカミュが一緒だけど。)カルナイの4人は、星座だけで見るとけっこうサブ的なポジションのメンバーが集まっているなって感じる。一人でメインを張る強さというより、誰かと組んだ時に相手の良さを引き出しつつ自分も輝くというか。誰かを助けてこそ力が発揮されるというか。(KIZUNA…!)

 

 

4人だけなので組み合わせの前にとりあえず一人一人について書いていく。

 

  • 嶺二(蟹座

蟹座はよく「母性」ってキーワードが出てくるよね。家庭的な仲を大事にするって感じ。身内意識が強いというのかな。確かに、嶺二がバラバラなメンバーを一所懸命まとめようとする姿は、仕事のためっていうより、自分の居場所(ホーム)を大事に育てていきたいっていう風に見える。お母ちゃん的なポジション。蟹座さんは面倒見がいい。

でも、蟹には殻があって、外の人に対しては結構その固い殻で身を守っている。営業さんの笑顔みたいな。まさに嶺二だね…一見、スタッフやお客全員に対してフレンドリー(家庭的)なのに、それが防御になってるやつ。好感度高いから誰も不満なんかないし、本人もそれが人間関係円滑にいくコツだと信じている。うーん、蟹座さんの殻を破ることはそうそうできないから、嶺二に関しては、本人を力で変えようとするより感性に訴えて心をほぐしていくのが有効かもしれない。その点ではきっと他の3人からの影響があったんだね。嶺二は子役から長い間一人でアイドルを続けてきてたわけだけど、蟹座という視点から見ると一人よりグループの方が輝くと思う。カルナイになって本当に良かったね…涙。(そういえば前田敦子ちゃんも蟹座さんだなぁ)

 

 

  •  蘭丸 (天秤座)

私の中で蘭丸が天秤座というのが意外性No.1だった。だって、ロックで孤高な印象からすると蠍座とか想定…しない…?(中の人に影響受けすぎ…?)

天秤座はスマートで、あまり強い我を出さないイメージがある。ちゃんと自分の主義主張は持っているんだけど、立ち回りが上手というか、なるべく衝突を回避したい印象。天秤座は空気読むのうまい。あー、だから蘭丸は過去のバンドではなかなかうまく立ち回れなかったのかな…。バンドって個の主張激しそうだし…(しかもベースポジションだし…)。蘭丸のキャラでアイドルやるのってなかなか挑戦的だし強面のイメージはマイナスな気さえしてたんだけど、天秤座という性質はどんな場でも合わせられる上で、仕上がりにプロ意識を感じさせてくれるからニーズにこたえるという点では向いているんだろうな。意外だった。あと天秤座はオシャレさん。他人からどう見られているかきちんと意識している。蘭丸のアイメイクやロックなたたずまいは、半分は好みかもしれないけど半分は自己演出としてなのかな~と想像していたら、かわいく思えてきたんですが。

カルナイのグループにおいては、本来なら調整ポジション。カミュ(水瓶座)と藍(魚座)はそれぞれ単独行動が平気なタイプだから、グループとして繋ぎ止めるのは蘭丸(天秤座)の役目で、まとめるのが嶺二(蟹座)。そうした視点で見ると、よくカミュと言い争っている割には、そのケンカが仲違いを生むんじゃなくて、結果的にカルナイらしさ(絆)に繋がっているよね。蘭丸が本当に個々バラバラでいいと思っていたら、たぶん誰にも声をかけないと思う。でも、ちゃんとメンバーの行動を見ていて、どんな形であれ声をしちゃんと気にかけている。

個人的に、天秤座も一人よりグループ向きだから蘭丸もカルナイに出会えて良かったねって泣いてる。

 

 

藍はよく分析とか情報収集しているけど、それは個性ではなくて彼の中の習慣で。乙女座や水瓶座だったらそれらが趣味でも納得いくんだけど、藍は、魚座。感覚とフィーリングと芸術性を司る、魚座。「目に見えないものに想いを馳せる」「ロマンチスト」な特徴の星座なんだヨ…!めちゃくちゃエモくないですか???(伝われ)

藍がよく出すキーワード「愛」について。彼は愛という形のない気持ちを理解しようと一所懸命に考えている。データでは測り切れない気持ち。物理的に解釈できないけど、皆が虜になっているパワー。最初は分からないからこそ、愛について想いを馳せる。そして誰よりもいろんな形で「愛」を表現しようと試みる。考えるより感じよう、まさに魚座の世界につながっているじゃないですか。あとシャボン玉やハーブティーに関心を示す藍が、形のないものを感じようとしていて個人的に好き。

グループの中では愛されポジションな魚座。愛されっていうか、可愛がられるのがうまいイメージ。特に藍は基本がクールキャラだから、魚座の可愛い面ととてもバランスが取れていると思う。あと、魚座は音楽性があってダンスが得意。藍は最近「シンクロニズム」のような可愛さが入った楽曲も増えてきたけど、まさに合ってるなぁと思う。一人でも十分活躍はできるだろうけど、魚座一人だと芸術家っぽさが出ちゃう(浮いてしまう)から、アイドルとして活躍するならやっぱりグループに入ってくれて良かったなー、と!(カルナイ尊い芸人)

 

 

カミュは表向き執事アイドルとして出ているけど、キャラとしては執事モード(優しい)と伯爵モード(怖い)の二面性を使い分けているのが特徴。どっちが本性かといえば伯爵の方なんだけど、水瓶座ということで実はもっと違う一面があるんじゃないかなと思っている。優しいのも怖いのも仮面の1つで、もっとお茶目だったり抜けていたりするんじゃないかな(砂糖の量の部分とか本心の一つでは)。水瓶座についてはレンのところでも語ったけど、印象としては「好奇心旺盛」で一人で行動できちゃう、「自由が好き」な感じ。カミュは育った環境からして自制心と自律性が高いけど、それは彼が後天的に身に着けてきたものであって、予定調和な物事よりも未知なるものに興味を持つタイプなはず。嶺二や蘭丸や藍は、今まで自分が接してこなかったジャンルの人間だから、きっと表向きは反発しながらも内心は興味津々だったと推測する。カミュが一番カルナイから抜けてしまいそうなタイプなんだけど、バラバラなメンバーだからこそ「飽きない」「興味が尽きない」ところがカミュにとって良いのかもしれない。あと、風と水はどちらも型にはまらないところで自由だから、いつもバラバラに行動していてもそれが心地良いんだよね。カルナイがもっと馴れ合うグループだったらカミュは続かなかったかもしれないな、なんて。

 

番外編:ちなみにカミュと藍の組み合わせって、界隈ではデレラ*3と呼ばれてる人気の組み合わせなんですけど、水瓶座魚座の守護星はそれぞれ天王星海王星で、「ウラヌス」「ネプチューン」の組み合わせなんですよね…!!道理で!!しっくりくる二人!!うたプリ界のウラネプだったのかーはーーー。

 

 

 

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とりあえず個人的趣味の星座分析を勢いで書き殴りました。長ぇ。

でも言いたいこと書き出せてすっきりした。誰かと語りたくて、いま劇場版公開でいろんな人がうたプリを話題に出してくれているのが嬉しくてつい乗ってしまいました。

※各キャラや各星座の解釈違いとか気に障ったプリンセスいたらごめんね。

 

あとHE★VENSメンバー7人について書きたいので、それは後編に。

血液型分析も書きたい…!

 

 

 

*1:うたの☆プリンスさまっ♪https://www.utapri.com/

*2:星座知識ありきで進めていくけど、各エレメントについて知りたい人はこちらとか参照https://uranailady.com/08_element.html

*3:藍とカミュは二人のデュエットソング「月明かりのDEAREST」歌詞の「Cinderella's love~♪」より、通称デレラと呼ばれています